第14話「渋川清彦と照明技師」
- 豊田利晃

- 2021年4月13日
- 読了時間: 2分

池尻大橋で鍼の治療。頭が動かなくなり、首と腰に危険信号が出たら鍼に直行している。監督業とプロデュース業で頭がぐちゃぐちゃになってきた。兄は手術を二回受けて、意識はあるが、言葉は発せない。病院から日々のおしめとパジャマ代金を支払ってくれと連絡。はい、もちろんです。
そんなバタバタの中、渋川清彦と照明技師の宗賢次郎と呑み会という名の打ち合わせ。僕が住む狛江市はまん防実地地区は逃れていて、夜9時まで営業している。渋川さんと脚本の役柄の打ち合わせ。今後の流れを説明する。三人で他の監督の無駄な演出方法、ありえない演出方法、など、二人は僕よりも撮影現場経験が多いので参考になる。いろんな監督がいて、いろんなやり方がある。撮影中の飯の入るタイミングを談義する。僕は昼飯抜きで、食べれるものはおにぎりでもつまみ、日が沈むまで一気に撮影したい。飯など現場で食う余裕は僕にはないからだ。役者も芝居の途中で飯が入ると緩む。しかし、渋川は、ケイタリングがうまそうだったら食いたくなかっても絶対食ってしまう、と。そりゃ、現場の飯はうまいですよ! まあ、すべてはタイミングなのだ。それで夕方に現場が終われば、翌日の準備ができる。しかし、夜の撮影があるときはそうはいかない。飯を入れるタイミングは本当に重要だ。それはチーフ助監督の仕事だ。スタッフ、キャストと物語の流れを把握して、すべてが進んでいく。明日はロケハン。スタッフが集まる。4台の車に分かれて、ロケ場所で落ち合う。朝5時には起床だ。
2021年4月12日 豊田利晃




コメント