第22話「編集とは」
- 豊田利晃

- 2021年5月5日
- 読了時間: 1分

『空中庭園』で編集助手についていた村上雅樹は『蘇りの血』から編集者として呼んでいる。最近はなかなかお互いのタイミングが合わずにできなかったが、今回は運よく空いていた。カット割りを考えながら撮影しているので、編集に多くの時間はかからない。すべてのテイクが頭に入っている。仮編集を仕上げ、CG、音響効果、音楽家たちに送る。これから音楽録音が始まる。前祝にすき焼きをやる。カセットコンロを買い、肉屋で肉を買い、八百屋で野菜を買う。すき焼きはザラメの砂糖と醤油で肉から焼く。そのあとは、池波正太郎スタイルでネギを立てて煮込む。大阪の実家では夏でも月に一度はすき焼きだった。父親がすべて作った。関西人はすき焼きが好きだ。夜中に帰宅して、ミュージシャンとメールで打ち合わせする。僕の頭に鳴っている以上のものを期待する。
2021年5月5日 豊田利晃




コメント